大みそかと新年をまたぎ誕生した双子が話題 担当医も「長いキャリアで初めて」

2日連続での出産ということは、誕生パーティも2日にわたって行うのだろうか。

2022/01/04 19:00

双子・赤ちゃん

アメリカで、ある女性が双子を出産。大みそかから日付をまたいで出産したことで、「おめでたい」と話題になっている。『nbc』やイギリスの『Daily Mail』が報じた。


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■午後11時45分に兄が誕生

カリフォルニア州モントレー郡のグリーンフィールドに住むファティマ・マドリガルさんは、夫のロベルト・トゥルヒーヨさんとの間に二卵性双生児を授かり、2021年12月31日に、出産のためナティヴィダッド・メディカル・センターに入院していた。

同日午後11時45分、まずは2,749グラムのアルフレド・アントニオくんを出産した。

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■年が明けて2人目が誕生

そして15分後の2022年1月1日に、2,664グラムのアイリン・ヨランダちゃんが誕生した。

ファティマさんはメディアの取材に「この子たちの誕生は奇跡です! 家族みんな、驚きと幸せでいっぱいです」と話した。世間では「とてもおめでたい双子」と話題になり、祝福の声が相次いでいる。

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■担当医も驚き

夫婦には、アルフレドくんとアイリンちゃんの上に娘2人と息子1人がおり、生まれたばかりの双子を1日も早く自宅に迎えたいと、楽しみに待っているという。

出産を担当したアナ・アブリル・アリアス医師も、「最高の気持ちで新年を迎えることができました。このような出産は私の長年のキャリアでも初めてのことで、ずっと記憶に残ることでしょう」と喜びを語った。


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■年をまたぐのはほぼ奇跡

世界における双子の年間出生数は、約320万人。アメリカでは毎年、全出生の3%以上を占める約12万人の双子が生まれている。

また世界的にみて双子の出生率が高いのは、それぞれ約130万人(65万組)が誕生するアジアとアフリカだ。これは世界人口の60%をアジアが占めていること、そしてアフリカの出生率が他の地域に比べて圧倒的高いことによるという。

それでも、大みそかから新年という2つの年にまたがって双子が生まれることは、極めてまれだという。

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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ

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