ペットのミニブタが250キロの巨体に成長 飼い主女性が注ぐ愛情は変わらず

ミニブタだと思っていたのに、成長しすぎて…。今では毎日5キロのエサを必要とする食いしん坊になったという。

2021/12/19 04:30

豚・子豚・ブタ

ブラジル・サンパウロ市に住む女性がミニブタだと思って購入した小さなブタが、すくすくと育ち続けた結果、250キロもの巨体に成長した。『abc.net』『Reuters』などの海外メディアが報じ、話題を集めている。


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■ミニブタだと思い…

サンパウロ市沿岸のペルイベという町に住むロサンジェラ・ドス・サントス・ララさんは3年前、市場でペットとして売られていた小さなブタを購入した。

成長しても通常の家畜用ブタの3分の1ほどにしか育たないミニブタだと思っており、「リリカ」と名付け、すでに自宅にいた犬や猫とともに、大切に飼育したという。

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■毎日5キロのエサを食べる大食漢

現在3歳となったリリカには、ロサンジェラさんの家にやって来た当初の面影はなく、育ちに育った結果、体重250キロの巨大サイズに成長した。

体の大きなリリカは1日に5キロの果物や野菜、家畜飼料を食べる。ロサンジェラさんは教師、夫は漁師として2人で働きながらリリカや他の動物たちの食費を捻出しているが、生活は決して楽ではないという。

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■今では大事な家族の一員

市場の商人にだまされたと語るロサンジェラさんだが、「リリカは私に喜びをもたらすために来てくれました。人は私のことをおかしいと言いますが、私は動物が大好きなんです」と、大きなリリカとの生活には満足している様子だ。

さらに「誰かがリリカを食肉処理させるために20,000レアル(日本円で約40万円)を寄付してくれましたが、リリカを売りに出すつもりはありません」と、今後もリリカの面倒を見続けるつもりだ。


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■ペットを捨ててしまう人も…

リリカが想像していたようなミニブタではなくても、ロサンジェラさんは変わらずに愛情を注ぎ続けている。

一方で、しらべぇ編集部が全国の20~60代のペットを飼ったことがある人834名を対象に調査を実施したところ、9.3%の人が「ペットを捨てたことがある」と答えている。

ペットを捨てたことがある人の割合

約1割の人が無責任にペットの飼育を放棄している中で、決してリリカを見放さないロサンジェラさんの決断と愛情を讃えたい。

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(文/Sirabee 編集部・びやじま

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2018年8月31日~2018年9月3日
対象:全国20代~60代のペットを飼ったことがある人834名 (有効回答数)

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