電車内の赤ちゃん、見知らぬ男性に興味津々で… イケメンすぎる「神対応」が話題

電車内で、見知らぬ赤ん坊に懐かれた男性。その際の「イケメンすぎる」対応が話題となっている。

■「遠慮」は日本人の美徳だが…

唐突な持論となってしまうが、世の中には「そんなに恐縮しなくて良いのに…」と感じるシチュエーションがあまりに多くないだろうか。

例えば記者は大の犬好きで、散歩中の犬がこちらに興味を持ってくれると内心ガッツポーズをしているのだが、大抵の場合は飼い主が「すみませんね」と口にして犬を遠ざけてしまい、何とも言えぬ喪失感を覚えてしまうのだ。

おchogoさんも今回、電車内でよく似た経験をしていたようで、当時の様子について「電車に乗っていたら、隣に座った親子の赤ちゃんがニコニコしながら私に手を伸ばしてきて、お母さんが申し訳なさそうに『すみません』と謝ってくれました」と振り返る。

女性の反応を受け、おchogoさんは「この頃が一番可愛いですよね。あっという間に大きくなって、うちの子なんか、もう口をきいてもくれませんよ」と、100%フィクションの切り返しをみせたのだが、こちらの発言を切っ掛けに、女性との会話が弾んだそうだ。


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■世の中に広げたい優しさ

「赤ちゃんが女の子だったので、自分の妹から聞いた、姪っ子を育てる時の苦労話を自分の事の様にアレンジして話しました」と振り返るおchogoさん。

「もう大きくなって口もきいてくれない」という下りは姪っ子が思春期のときの体験を元にしたそうだが、今や伯父さん(おchogoさん)ともしっかり話してくれる良い子に成長したという。

続いて「公共の乗り物の中で赤ちゃん連れのお母さんは周囲に気を遣って萎縮されてることが多いので、みんなで優しくしてあげたいですね」と、自身の思いを語ってくれた。

嘘は「欺瞞」として、恥ずべき行為として認識されるケースが多いが、こうした「優しい嘘」が増えてほしいと、願わずにはいられないのが、いち人間としての本音である。

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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

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