天国のペットに手紙を書いた少年 郵便局員らの善意で新たな鳥の飼い主に

かわいがっていたペットの死。ショックを受けている少年を、優しい人たちは放置しなかった。

オウム

死んでしまった鳥に、手紙を書いて送ろうとした少年。それを知った心優しい郵便局職員が「なんとかしてあげたい」と尽力したことを、『The Sun』など海外のメディアが報じた。


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■大切にしていた鳥との別れ

イギリスで暮らすアルフィー・ホワイトハウスくん(11)は、ペットのオキナインコにミリーと名付け、大切に飼育していた。3年前に注意欠陥・多動性障害(ADHD)と診断されたアルフィーくんにとって、いつもそばにいてくれるミリーはとても大事な存在だったのだ。

しかしミリーが死亡し、アルフィーくんは悲しい日々を過ごすように。せめて思いを伝えたいと考えたアルフィーくんはミリーに手紙を書き、「天国」という宛先を添えて投函。

それを目にして胸を痛めたのが、郵便集配人として働くビリー・フレッシュウォーターさんだった。

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■SNSで協力を要請

事情を察しアルフィーくんに同情したビリーさんは同僚たちに相談し、「鳥のミリーへ」「天国」と書かれた部分を撮影しSNSで公開。アルフィーくんの保護者に連絡し同意を得たうえで、新たな鳥を買うための募金活動をネットで開始した。

そこから善意の輪が一気に広がり、しばらくすると「うちのオウムでよければ差し上げますよ」という親切な男性まで現れた。

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■新しい鳥を迎えた少年