「患者を救え」と出動した救急車が… 7歳女児をひいて死亡させる事故発生

もしも大事な家族が救急車にひかれてしまったら…。幼い娘に先立たれた両親の悲しみは、あまりにも深い。

救急車

習い事に行こうとしたものの、途中で救急車にひかれてしまった女の子。そのせいで頭部などに重傷を負い死亡していたことを、『The Sun』など海外のメディアが伝えている。


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■救急車が突然バック

ロシアで暮らしていたポリーナちゃん(当時7)が、事故に遭ってしまった。その頃、ロシアでは新型コロナウイルスの感染拡大が極めて深刻だったことから、救急車が頻繁に出動。

ひとりでも多くの患者を救おうと隊員たちも全力を尽くしていたが、ある患者のもとに向かっていた救急車が、いきなりバックしはじめたのだ。

救急車は、歩いていたポリーナちゃんに接近。運転手が後方に注意を払っていなかったのか、ポリーナちゃんがいることにまるで気づいていなかった。

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■女児がひかれて死亡

音楽教室に向かっていたポリーナちゃんは、背後から救急車にひかれて転倒。縁石に頭をぶつけ、開放性頭部損傷を負ってしまった。

救急車に乗っていた隊員たちはすぐに飛び出し状態を確認したが、頭部外傷に加えろっ骨も何本か折れていたポリーナちゃんを、助けることはできなかった。

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■悲しみに暮れる両親