木梨憲武・山口智充らの活動から紐解く TV番組とネットメディアの未来図とは

木梨憲武や山口智充の活動より、TVとネットメディアのエンタメを考察。第7世代の筆頭である霜降り明星らの評価も。

■ぐっさんの活動の仕方

昨今のテレビ番組のつくり方に対して、積極的に距離感を表明したことが印象的だったのが、ぐっさんこと山口である。

山口は昨年、『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)で、現在のバラエティ番組のつくり方について、疑問を呈している。これもやはり、テレビの主流ではないタレントからの表明だが、だからこそいえる意見でもあるだろう。

山口も木梨と似ていて、「山口智充をエンジョイすることを目標」にしており、テレビの仕事が減ることの焦りや不安は全くないという。


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■テレビ番組の多人数性

また番組内で山口は番組出演者の多さについても言及。じつは松本も出演者が少ないほうがいいと意見しており、同時に浜田は芸人よりアスリートから引き出すことを面白いとしている。

山口は「ぐっさんをみてほしい人」と語っており、いわゆる「ひな壇」番組一般への批判もあるだろう。

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■なおも硬直化する芸人番組