犬飼貴丈主演ドラマ『農家のミカタ』 地域創生を夢見る青年を熱演

「農業」をテーマに制作されたドラマ『農業のミカタ』。主演の犬飼貴丈が、農家に寄り添い奮闘する市役所職員を演じる。

2021/10/06 12:00

■農業を知るきっかけに

中島:農業の抱える問題や新規就農に触れられており、興味を引かれました。主人公進藤の若者らしい葛藤に笑いながらも共感しました。


東京の友人が地方へ移住し、有機農家を始めた時、思い切った選択をしたなと驚きました。しかし就農者が激減している中、就職の選択肢に農業が自然と挙がるような状況が必要だと思います。


農業は毎日の生活に関わっているはずなのに、知らないことがたくさんあります。このドラマが農業を知るきっかけになるといいなと思います。それと、こじらせている若い社会人の成長を面白おかしく見てもらえたらと思います。


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■台本を読んだだけでおなかがすく

高橋:農家の方々のご苦労や悩みなど、今まで漠然としていたことが切実に理解できる感じがしました。


ロケで訪ねたり番組などで見ると、農家の奥様やお母さん達は必ずお料理上手で、農家の方だからこそいただける美味しい料理を夕食などで召し上がっていらっしゃるイメージでしたので、それが浮かびあがってきて台本を読んだだけでおなかがすいてくるくらいでした!


先日ロケでキャベツを収穫した際、キャベツからお水がザーッと出てきて、とれたてはこんなにみずみずしくて美味しいのかと驚いたと同時にうらやましく思いました。ご覧になったあとに、野菜のことを思い、思わずおなかがすいてお料理を作りたくなっていただけたら嬉しいです。

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