「ワクチン接種するより死ぬほうがまし」 新型コロナ否定派患者に医師が辟易

ワクチンに関する誤った情報のせいで接種を拒否し、新型コロナウイルス感染すら信じない患者も…。

マスク

新型コロナウイルスの感染拡大が深刻な中、ワクチン接種率が頭打ち状態と言われるアメリカ。死者も多く出ているが、中には感染し重症化しても事実を受け入れない人がいるという。

そういう患者の多くを診察してきた医師がSNSに書き込んだ内容を、『USA TODAY』などアメリカのメディアが紹介している。


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■ある医師の投稿が話題に

アメリカ・ミシガン州の病院で働くマシュー・トランスキー医師が、9月にSNSを更新。新型コロナウイルス患者に言われた言葉を紹介し、話題を集めた。

患者の中には「コロナじゃないってば」と感染を否定する人、治療薬としては認められていない薬を出せと要求する人、出さないなら弁護士を雇うと脅迫する人もいるとのこと。

また中には「ワクチンを打つくらいなら死ぬほうがましだ」「打ったら死ぬと息子から聞かされた」と話した患者もいたという。

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■医師が伝えたいこと

トランスキー医師は感染者の多くが新型コロナウイルスワクチン未接種だったと明かし、「それは患者さんたち側の失敗なのに、医療従事者に怒りを向けてくるのです」とも書き込んだ。

「感染者の数は上昇中です」「ワクチンを接種しましょう」と締めくくられたこの投稿は、現時点ですでに2,000回以上シェアされている。

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■「患者の治療は拒否しない」