不良グループに絡まれた息子を救おうとした父親 自身が瀕死の重傷を負う事態に

40代男性が少年たちに襲われ、意識を失い脳から出血するまで殴られ続けた。

少年犯罪

まだ11歳という幼い息子が、年上の少年グループに絡まれたことを知りあわてて助けに行った父親が、すさまじい暴行を受けた。その結果、重傷を負い脳まで出血したこと、また少年3名が起訴されたことを、『The Sun』などイギリスのメディアが伝えている。


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■息子のピンチにあわてた男性

イギリスで暮らす男性(46)はケアワーカーとして毎日まじめに働き、家では優しい父、そして愛情あふれる夫として家族と幸せに暮らしていた。

この男性が今年4月に自宅にいたところ、「おたくの息子さんが公園で暴力をふるわれている」「地面に投げ飛ばされた」という知らせが入り、大変なショックを受けたようだ。

「息子を助けなくては」。そう考えた男性はすぐに家を飛び出し、公園に向かって駆け出した。

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■重傷を負い大手術も…

公園に到着した男性が介入を試みたところ、少年グループは息子に絡むのをやめて男性に突進。息子が見ている前で容赦なく殴りつけ、意識を失い倒れ込んでもなお執ように暴行を加えた。

これにより男性の肺は傷つき、骨も何本か折れ脊椎も損傷した。また頭部のけがはとりわけひどく、脳が出血して危険な状態に陥ったという。事件後に病院に搬送された男性は手術を受け、数ヶ月の入院生活を経て専門家がいる施設に移った。

男性を襲った少年グループはその後すぐに特定され、うち3名が起訴された。年齢は、それぞれ14歳、15歳、そして17歳。いずれもまだ未成年であることから、氏名や家庭環境など詳細は伏せられている。

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■深い悲しみに耐える家族