高須院長、ブースター接種に待ったかけるWHOに苦言 「逆張りが正解」

高須克弥氏が新型コロナワクチンの3回目接種に「WHOの逆張りが正解だと思います」と私見を明らかにした。

2021/09/18 17:45

高須克弥

18日、高須克弥院長が新型コロナワクチンの3回目接種に関してツイッターにコメント。3回目接種に待ったをかける世界保健機関(WHO)に「逆張りが正解だと思います」と意見した。


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■各国で3回目接種の議論が進む

これは食品医薬品局(FDA)の有識者委員会はファイザー社製の新型コロナワクチンの3回目接種について、65歳以上の高齢者と重症リスクの高い人に推奨する意見で合意したことに対しての反応だ。

日本でも厚生労働省から「2回目の接種から8ヶ月以上がすぎた人を対象に3回目を行う案」が出されるなど、諸外国で3回目接種にむけた検討が進んでいる。

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■WHOは「格差広がる」と批判

対してWHOは3回目のワクチン接種に関しては批判的な考えだ。テドロス事務局長は8日、「先進国と途上国の間でワクチン供給量の格差が広がる」として、すべての国が国民の40%の接種を終えるまでは、少なくとも年内はブースター接種を行わないよう、あらためて呼びかけている。


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■信頼疑われるWHO

そんなWHOだが2020年に新型コロナウイルスが発生した当初は、「感染者以外のマスクは不要」との方針を転換せざるを得なくなったり、パンデミックであるとの判断遅れが批判されるなど、結果的に裏目になってしまった面も少なくない。

専門家である医師に、「逆張りが正解だ」と言われてしまっても無理のない状況と言える。

3回目の接種をおこなったときにリスクも考えて「65歳未満の接種を勧める」意見なども見られるブースター接種。賛否がわかれるところだが、それよりもいまは慎重な議論をかわしつつ2回目の接種を進めていくことが先決なのかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・綾崎 かなめ

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