73歳で双子を出産するも夫と死別 超高齢シングルマザーになった女性の覚悟

女性は老いるいっぽうで、死を意識せざるを得ない。すでに子供を誰に託すかを、決めてあるという。

祖母・孫・双子・おばあちゃん

「子供がほしい」と思いながら年をとり、70代にして体外受精で妊娠した女性。その後に双子が誕生したことを夫婦そろって喜んだが、夫が亡くなったこと、また女性も“もしもの事態”をしっかり考えながら子育てしていることを、『The Sun』など海外メディアが伝えている。


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■長年の夢を叶えた高齢夫婦

インドで暮らす女性は長いあいだ「子供がほしい」と切望していたが、何を試しても妊娠することはなかった。そのまま時は流れて40代に突入し、女性は閉経。「もうだめだ、出産は不可能になった」と肩を落とし、養子を迎えることを検討した時期もあったという。

だが2018年になると「同じ村で暮らす女性が体外受精で妊娠・出産した」という話を聞き、すでに70代になっていたが「私も挑戦してみたい」と考えるように。さっそく医師とも相談し、ドナーの卵子と夫の精子を使って妊娠した。

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■高齢シングルマザーに

2019年には帝王切開で双子の娘を出産し、女性は73歳にして母になった喜びを実感。すでに80代だった夫も子供に恵まれとても喜んだというが、そちらは双子の誕生から約1年後に心臓発作を起こし亡くなってしまった。

70代半ばにしてシングルマザーになってしまった女性だが、家族や友達が近くで暮らしていること、また貯金も今のところ十分にあることから、生活には困っていないようだ。

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■もしもの時を覚悟する母親