娘のトイレ使用後に血痕が… 母親が性的虐待を疑うも小児がんと判明

トイレに残っていた娘の血。その意外な原因が明らかになり、家族は大変な衝撃を受けた。

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トイレトレーニングが完了すると、多くの親が「こんなこともできるようになった!」と成長を喜ぶが、流す前に排泄物を確認してトイレまわりをチェックしておくことで、大きな病気に気づくこともある。

ある母親は幼い娘の出血に気づき、病院に連れて行くことに。その後の重病発覚と闘病について、『The Sun』など海外のメディアが伝えている。


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■娘の血に衝撃

2018年のこと、アメリカ・サウスカロライナ州で暮らすローレン・リーさん(32)がトイレに行き、便器に血がついていることに気づいた。何度かそういうことがあったため、ローレンさんは娘エマちゃん(5)が性的虐待を受けている可能性を考え不安をつのらせた。

そこでさっそく「この血はエマちゃんの?」とたずねたところ、エマちゃんは「うん」と返答。さらに「ここ何日か血が出ているの」と答えたことからローレンさんは夫と相談し、気になる点についてずばり質問してみることにした。

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■湧き上がった疑惑

「下のほうを、誰かに触られたの?」と思い切って聞いてみたが、エマちゃんの答えは「ノー」だった。ケガもしていないことが分かったが、ローレンさんはエマちゃんを念のため病院に連れて行くことにした。

そこで症状を伝えたところ、診察にあたった医師は「尿路感染症でしょう」と判断。さっそく薬をもらい服用したところ3日後には出血も止まったが、そのわずか数日後にエマちゃんは腹の激痛を訴え泣き叫んだ。

あわてて病院に行き詳しい検査を受けさせたところ、腎芽腫と呼ばれる悪性腫瘍ができていることが判明。「すぐに腎臓の摘出手術が必要だ」と医師たちに告げられた。

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■始まった闘病生活