ボーイスカウト団員2名がお手柄 レスキューの知識を活かし溺れる女性を救出

人命救助の方法を知っていた10代の少年たちが、苦しんでいた女性を救った。

■少年たちの保護者も驚き

少年たちの両親のうちひとりは「また大雨が降る前に帰宅させなくては」と公園に迎えに行き、救急車などを見て大変なショックを受けた。「もしかしてウチの子が…」という考えが頭を一瞬よぎったというが、事実を知りようやく安心したそうだ。

ジョセフくんの父親は「息子を誇りに思います」と話したが、「親としてはひたすらゾッとしています」「人を救うために、自らの意志で危険なことをしたのですから…」という本音も明かした。


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■当局は警鐘も…

当局は「とても勇敢な少年たちです」とふたりを褒めながらも、「非常に危険な状態でした」「このような状況で過去に死亡した人もいます」ともコメント。また「水中には何があるか分かりません」とも話し、汚染されている可能性や感電する危険性などにも言及した。

助けようとした人が、一緒に流され亡くなってしまうケースは後を絶たない。溺れている人を見かけたら、まずは大声で助けを呼ぶ、ロープ状のものを投げてつかませるといった行動が望ましいという。

水に触れる機会が増える夏本番を前に、子供がいる家庭や学校でもこういう例について、話し合っておいたほうがよさそうだ。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

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