特別天然記念物・オオサンショウウオが陸上に　目撃者は「歩行している姿は初めて」

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■過去には泳いでいる姿も

国の特別天然記念物に指定されているオオサンショウウオ。清流の中流域から山間部の谷川などに生息しているとされているが、下流でも見られることがあり、市街地近くや水田の水路に生息していたことが発見されたことも。

サケさんによると、このオオサンショウウオは京都府を流れる鴨川沿いで発見したとのことで、これまでにも去年に一度、川の中を泳いでいる姿を目撃したことがあったそうだ。

オオサンショウウオはカエルやイモリの仲間で、通常は水中で生活しているが、幼生時以外は肺呼吸と皮膚呼吸を行うため、約20分に1回ほどのタイミングで水中から鼻だけを出して空気を取り込む。

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■陸上を歩行している姿は初めて

貴重なオオサンショウウオを目撃したサケさん。台風明けで川が非常に増水したときなどに、ごく稀に見かけるそうだ。

しかし、今回のように梅雨中で川がそこまで増水していないにも関わらず、陸上を歩行していたのを見たのは初めてとのことで、「大分珍しいことだと思います」とも話していた。