非番の消防隊員が職場で同僚1名を殺害 逃走の果てに自宅で自殺図る

問題の隊員は犯行後、自宅に逃げ込み立てこもると建物に火をつけ、自殺を図った。

2021/06/05 12:00

消防署・消防局・消防車
(Victor Labzin/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)

人の命を救うことを使命としている消防士が、なぜこのような事件を起こしてしまったのだろうか。アメリカ・カリフォルニア州の小さな町にある消防分署で、隊員が別の隊員を殺すという事件が起きた。『CBS Los Angeles』『Twitter/L.A. County Fire Department』などが報じている。


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■非番なのに現れた隊員

ダウンタウン・ロサンゼルスから約64km北に位置する、アメリカ・カリフォルニア州のアグア・ダルシー。1日午前11時ごろ、その小さな町のロサンゼルス市消防局・第81分署で発砲事件が起きた。

非番だった隊員が署に現れ、いきなり同僚のトリー・カーロンさん(44)を射殺。55歳の隊長も撃たれて重傷を負い、サンタクラリタのヘンリー・メイヨー・ニューホール記念病院にヘリコプターで搬送された。容体は安定しているという。

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■自宅に放火してから自殺

事件を起こした隊員は、犯行後は現場から16km離れたアクトンにある自宅に逃げ、立てこもった。しかし内部から火の手が上がり、その家はやがて大きな炎に包まれた。

消火活動後、現場から隊員とみられる男の焼死体が発見されたが、頭部は銃で撃ち抜かれており、自宅に放火してから拳銃自殺を図ったとみられている。

犯行動機について、メディアのなかには「事件の1週間ほど前、仕事に関して先輩格の隊員たちと意見が食い違い、口論になっていた」と報じるところもあるようだ。

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■近所でもひと際目立つ豪邸

同日午後3時に記者会見を開いた署長のダリル・オズビー氏は、「私の20 年以上のキャリアのなかで、これほどひどい事件の話は聞いたことがありません」と述べ、肩を落とした。

なお、燃え尽きた家屋は近隣の住宅のなかでもひと際大きく、同じ町内のキャロル・ダルリンプルさんは、『CBS Los Angeles』の取材に「建築デザインの雑誌に取り上げられたこともある豪邸でした」と語っている。1年前から約8千万円の値で売りに出ていたという。


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■職場に大嫌いな人はいる?

しらべぇ編集部が全国の20~60代の会社員男女495名を対象に調査した結果、「会社に顔も見たくないほど嫌いな人がいる」と回答したのは全体の37.4%だった。

会社に顔も見たくないほど嫌いな相手がいる人の割合

親友のような関係を築こうと力まず、嫌悪や憎しみの感情も抱かない、職場は働いて報酬を得るところ…と割り切ることができれば楽だが、それができないから誰もが苦労してしまう。せめて没頭できる趣味や娯楽を見つけ、うまくストレス解消を図りたいものだ。

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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2018年3月23日~2018年3月27日 
対象:全国20代~60代の会社員男女495名 (有効回答数)

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