尾木ママ、自主休校児童へのサポート訴える 「合理的配慮を」

基礎疾患で自主休校を余儀なくされている児童へのサポートを訴えた尾木ママ。オンライン授業の導入を進めない教育現場にも厳しい姿勢を示した。

尾木ママ・尾木直樹
(写真提供:JP News)

「尾木ママ」の愛称で親しまれている教育評論家・尾木直樹氏が25日、自身のAmeba公式ブログを更新。自主休校児童とオンライン授業について私見を述べた。


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■自主休校児童の問題

尾木ママは24日夜から25日朝にかけて3度にわたりブログを更新。新型コロナウイルスの影響で、基礎疾患を抱えており自主休校を余儀なくされている児童や生徒へのサポートとして、オンライン授業の整備を強く訴えている。

24日夜に更新したブログで、NHKが43自治体に調査した結果に触れた尾木ママ。うち25自治体が自主休校児童の実態を把握しており、その数が7,000人に及んでいるという現状に「全ての自治体で調査すると2万人を軽く超えるのではないでしょうか?」と危機感を抱いているようだ。

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■子供たちの学習権の明確な侵害

オンライン授業などで個別的にでも対応することが「合理的配慮」ではないかと述べている尾木ママ。

クラスに数名しかいない不登校や、自主休校児童にオンライン授業ができない訳がないとし、「僅か2、3人の子供たちへの合理的配慮もできないのでしょうか?」「ならば子供たちの学習権の明確な侵害ですよ」と不信感を明かしている。

また、このことが「公立高校への急速な不信感」につながるのではないかとも心配していた。

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■「学校の逃げ道」