タモリ、砲台跡のある一軒家を訪問 現在の姿に「粋だよね」とびっくり

昭和初期に基地の町でもあった館山市を訪問したタモリ。戦後、リゾート地になった謎に迫る中である一軒家を訪れた。

2021/05/23 04:45

タモリ
(写真提供:JP News)

22日に放送された『ブラタモリ』(NHK)で、タモリ一行が千葉県館山市を訪問。今回、館山市がリゾート地になった理由に迫る中、タモリがとある一軒家に存在する花壇の正体に驚くシーンがネット上で話題となっている。


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■昭和初期には基地の町に

今回は「房総リゾート・館山はどうできた?」というテーマで館山市を歩くことになったタモリ一行。

館山市は東京湾の入り口に位置しているため、かつては外国の軍艦の侵入から首都である東京を守る上で重要な場所だったという。また、館山市は昭和初期に関東の一大保養地になったほか基地の町にもなり、昭和5年には旧海軍の航空基地が誕生した。

そんな館山市に基地があったことで、戦後にはリゾート地になった場所があるとのこと。タモリ一行はその謎を解き明かすべく、高い岩山の上にある一軒家を訪問した。

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■砲台跡が花壇に

タモリ一行は住人に挨拶をした後、庭先にある大きな花壇を拝見。その花壇をゆっくり周回すると、案内人はタモリに「何かお気付きにならないでしょうか?」と質問した。

対するタモリは、花壇がコンクリートで出来ている上、丸い形であることを踏まえ「砲台かなんかですか」と答える。

すると案内人は「そうです、その通り!」と声を弾ませると、かつてこの場所には砲台があったことを説明。アシスタントの浅野里香アナウンサーが「そこを埋めて花壇にされたってことですか」と驚くと、この事実にタモリも「砲台跡が花壇! 粋だよね~」とびっくりした。


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■センスに「素敵」と絶賛

昭和7年、ワシントン海軍軍縮条約が結ばれたことにより、この場所には軍艦に搭載されていた大砲が設置されたそう。そして、その大砲を運んだ道を利用することにより、山の上が別荘地として発展したとのことだ。

砲台跡のある一軒家が紹介されると、ネット上では「砲台跡が個人宅の庭に残ってるとかすごいな館山」「砲台跡が一般家庭の花壇になってるのか…」と驚く声が殺到。

また、その砲台跡が花壇になっていたことに対して「花壇にしたセンス素敵」「砲台跡が花壇になってるのが素敵だったな」という絶賛の声も相次いだ。

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(文/しらべぇ編集部・綿 つゆ子

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