遺書には「残された者が悲しむくらいなら全員で」 19歳双子が家族4人と無理心中

一家は仲良しの近隣住民にも、我が子のうつ病や自殺願望について明らかにすることはなかった。

2021/04/11 15:40

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(takasuu/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)

アメリカ・テキサス州の民家で、一家全員の悲惨な遺体が発見された。双子による遺書が存在するため、警察は一家無理心中が起きたものと見ているという。地元メディアの『CBS Local/DFW』『1080 KRLD』などが伝えた。


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■19歳の双子による無理心中

テキサス州コリン郡のアレン市で5日午前1時ごろ、ある民家で一家6人の遺体が発見された。長年にわたり一家と友人付き合いをしていた近隣住民から「様子がおかしい」との通報を受け、警察が現場に急行した。

遺書が存在することや現場の状況から、警察はその後、19歳の双子が起こした一家無理心中事件と発表した。

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■うつ病を乗り越えられず

この事件で犠牲となったのは、父親のトウヒドゥル・イスラムさん、母親のイレンさん、兄のタンヴィルさん(21)と祖母のアルタフン・ネッサさん。いずれも拳銃で撃たれ、現場は血の海と化していた。

家族全員を殺し、続いて自ら命を絶ったと見られる19歳の双子は、兄のファルビンと弟のファルハン。ともにうつ病を患っており、徐々に自殺を考えるようになっていた模様だ。

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■「最愛の存在だから…」