斎藤工が「妊夫」に 社会派コメディドラマで上野樹里と共演

斎藤工と上野樹里がNetflixオリジナルシリーズ『ヒヤマケンタロウの妊娠』で共演。男性が妊娠・出産する世界を描く。

2021/04/08 08:00

■日本も少しずつ変化

坂井恵理氏:世界からすっかり「男尊女卑の国」というイメージで見られてしまっている日本も、少しずつ変わってきているのを感じます。


そのことを、この作品を通じて国内外に示せたら…と思いつつ、斎藤さん演じる健太郎、上野さん演じる亜季、箱田監督・菊地監督が撮る『ヒヤマケンタロウの妊娠』を、いち視聴者としてとても楽しみにしています!


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■腰を据えて観たくなる

間宮由玲子プロデューサー(テレビ東京):現在26歳の私の周りで最近話題になるのは「結婚・出産」の話です。「そろそろ結婚を考える時期だよ」と言われることも増えました。


いろんな選択肢を提示してもらえることはありがたいけれど、私は自分以外の誰かに生き方を決められたくはありません。「結婚」に限らず、さまざまな局面で生きづらいと思うことは誰しもあると思います。


だからこそ「妊娠」という普遍性のある事象を通して、各々の「自分らしさ」を受容する社会の大切さを描く坂井先生の原作『ヒヤマケンタロウの妊娠』を読んだとき、ぜひドラマ化させていただきたいと思いました。


映像作品を1.5倍速で観る同世代の方も、つい腰を据えて観たくなる社会派コメディドラマをお届けします。ぜひ、ご期待ください。


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■もし自分だったら?

高橋信一エグゼクティブ・プロデューサー(Netflixコンテンツ・アクイジション部門マネージャー):「もし男性である自分が妊娠したら?」私自身、パートナーが妊娠・出産した際でさえ想像できなかった「If もしも」をこの物語は提示してくれました。


男女逆転物語は数あれど、現代性を伴った「妊娠・出産期」での男女逆転を描き出した本作のユニークさに興味をかき立てられると共に、視聴者に多くの示唆を与えてくれるはずです。


斎藤さんが演じる妊夫の葛藤、上野さん演じる妊夫のパートナーの懊悩(おうのう)、それぞれが笑いを通して描かれます。大いに笑ったあと、「もし自分だったら?」と想像してもらえることを願っております。

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(文/しらべぇ編集部・けろこ

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