東北で震度6強、加藤官房長官が原発や鉄道など最新の「被害状況」説明(全発言)

13日深夜、東北エリアで強い地震が発生。首相官邸では緊急会見が開かれた。

加藤勝信

13日夜、福島県と宮城県で震度6強を記録する大きな地震が発生。首相官邸の危機管理センターでは官邸対策室が設置され、日付が変わった14日0時から加藤勝信内閣官房長官が緊急会見を行なった。以下、発言全文。


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■津波の心配はなし

昨日23時8分ごろ、福島沖を震源とする最大震度6強の地震が発生いたしました。この地震による津波については、若干の海面変動はある可能性はあるものの、被害の心配はありません。

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■原発は福島第一以外は異常なし

福島第一原子力発電所については現在確認中でありますが、女川原子力発電所、福島第二原子力発電所については異常なし、との報告を受けている。

被害状況については人的、建物被害については現在確認中であります。鉄道に関しては、東海道、北陸、東北、上越新幹線が停電のため一部区間で運転見合わせとの報告を受けております。

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■合計約95万戸で停電