綾野剛、この1年俳優として感じたことを告白 「共感が全てになるのは恐ろしい」

『ボクらの時代』に俳優の綾野剛が出演。ここ1年間で感じた表現へのこだわりを語った。

■芝居はアスリート

綾野と言えば、ストイックに役柄に取り組むことでも有名。『ヤクザと家族 The Family』でも極限の状態まで体を追い込んでいたが、原点は高校時代に所属していた陸上部だという。

「県大会の決勝でスタートラインに立っているときの緊張をいまだに超えたことがない」と言うと「芝居はアスリートだと思っています」と持論を展開。減量の際に行う“水抜き”など壮絶な役作りに、常田も藤井も驚きを見せていた。


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■共感がすべてになってしまうことは恐ろしい

また大きく状況が変化したこの1年で、俳優としての考え方もブラッシュアップされた。

綾野は「映画ってすごく全体的なものだけれど、共感がすべてになってしまうことは、すごく恐ろしいこと」と述べると「僕はある特定の人にしか伝わらない表現を突発的にしてしまうことがあるんです」と心情を吐露。

さらに綾野は「伝えたいという思いと共感は全然違う。この1年、ずっとテーマとして考えていたことなんです」と語っていた。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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