コロナ禍の失業で一念発起 アイデア勝負に出た青年が収益1億円を達成

仕事を失ったもののくじけず、「人は今何を求めているのか」と考えた青年。そして思いついたアイデアが、大成功につながった。

起業家
(imtmphoto/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

16歳で学校をやめ、成功を目指し働いていた青年。しかし新型コロナウイルスの感染が拡大し、仕事を失うはめに。そこであるアイデアを思いつき大成功したことを、『The Sun』などが報じた。


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■10代で社会へ

英国で暮らすベン・ガリヴァーさん(20)は、子供の頃から「いつかは自営業で稼げるようになりたい」という夢があった。

学歴は、夢の実現には直結しない。そう考えたベンさんは16歳で学校をやめ、働くことに。新型コロナウイルスの感染拡大が深刻になる前は植毛サロンで働いていたが、そこもロックダウンで休業に追い込まれ、ベンさんはいきなり仕事を失った。

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■起業を決意

ベンさんは、失業を機に起業を決意。そこで様々なビジネスについて調べ、YouTubeの動画を参考にしながら「今求められているのは何だろう」と考えた。

ちょうどその頃、多くの歯科医院がやはりコロナ禍で閉院。歯垢除去にも行けず多くの人が困っていることに着眼したベンさんは、中国製の安価なデンタルクリーニングキットをネットで売り出すことにした。

これが爆発的に売れたあと、ベンさんはアメリカの会社に事業を売却。その後は、ジムに通わなくても自宅で使える運動機器を販売している。ビジネス開始から約10ヶ月で、ベンさんは1億円ほどの収益を得た。

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■大成功の秘訣