「島耕作」の人事が理不尽すぎる 現実で経験したことがある人の割合は…

上司から「気に入らないからクビ」と言われたり、一方的な地方転勤を命じられたり、とにかく理不尽なことをされている…

課長 島耕作

しらべぇの強みである調査を使い、サラリーマンを描いた名作「島耕作」の世界をデータで調べてみるこの連載。

第二回目のテーマ「出世のために他人を陥れたことがある」に続き、今回は「上司から理不尽な処遇を受けた経験があるか」を調べてみた。


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■無派閥層の姿勢を貫く

この連載でも周知のとおり、出世を重ね、大手電器メーカー・TECOT(旧社名:初芝五洋ホールディングス)の相談役まで上りつめた、同シリーズの主人公・島。

頭が切れ、読者としても気持ちの良いくらいスムーズな仕事のこなし方をするのだが、会社内の派閥にくみすることを嫌い、あくまで無派閥層である姿勢を貫いていた。

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■島の周りでは派閥づくりが頻繁に

しかし、会社内では、さらなる出世のため、あるいは、現在のポジションを揺らぎないものとするため、社内人事に動きがあるタイミングでことあるごとに派閥づくりが行われる。

自身が「大泉社長就任までの暫定」であることを自覚していた、初芝電産第3代社長の苫米地は、大泉(のち同社第4代社長)失脚を図って奔走。島に自身の派閥に加わるように持ちかける。

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■苫米地の誘いを断ると…