車の窃盗犯が母親に説教し逃走 「子供を車内に放置するな、通報するぞ」
ある犯罪者が、危機感のない母親に激怒。まさかの説教に続き、「通報してやろうか」などとまくしたてる出来事があった。
■「通報するぞ」と話した男
子供を車に残したまま、ドアをロックせず店に入った女性をどうしても許せなかった男は、「だめじゃないか」と説教を開始。ヒートアップしたあげく「お前な、通報してやろうか」などとまくし立て、女性を驚かせたという。
説教を終えて気が済んだのか、男は再び女性の車に乗り、その場から逃走。この件で捜査を開始した警察は、「子供を返してくれたことについては、こちらも感謝しています」と困ったようにコメントした。
犯人は20代、もしくは30代の男で、カラフルなマスクをつけていたという。警察は車種も発表し、目撃者らの情報提供を呼びかけている。
■他人に注意できる人はわずか
しらべぇ編集部が全国10~60代の男女1,789名を対象に調査したところ、全体の16.4%が「知らない人や他人の子にも注意することがある」と回答した。注意しない人のほうが、圧倒的に多いことが分かる。
他人に注意するのは、気が引けるものだ。しかしこの男は、犯人という立場でありながらも女性を叱りつけ、「通報してやろうか」とも発言。警察が来れば自分も逮捕されるとは考えられないほど、頭に血がのぼっていたようだ。
警察はその点については「良識がある」とコメントしているが、男が車泥棒であることは間違いない。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)
対象:全国10代~60代の男女1,789名(有効回答数)