YouTubeでよく見る自宅紹介の動画 撮影前に確認すべきコトがあった

YouTubeでよく見かける自宅を紹介する動画。撮影の際には許可を得る必要が?

自宅
(KatarzynaBialasiewicz/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

誰もが気軽に始めることができる動画投稿。とくに最近は、在宅で仕事をする人が増えたことから、自宅で動画を撮ってみようと考えている人も少なくないだろう。


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■YouTubeの人気企画「ルームツアー」

多くの人が利用する動画共有サイト・YouTubeでよく見かける人気企画「ルームツアー」。現在住んでいる部屋や、引っ越したばかりの新居を紹介し、こだわりのインテリアやお気に入りの空間を紹介している動画も多い。

この時期は新生活に向けて新たに部屋を借りて生活しようと考えている人も多いため、需要も高まっているのでは。

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■部屋紹介には許可が必要?

しかし、こうした新居や部屋を紹介するルームツアーを撮影する際には、注意が必要なことも。今回は、レイ法律事務所・代表弁護士の佐藤大和先生が注意点を教えてくれた。

佐藤大和弁護士

新居や部屋を動画で紹介するにあたって、「たとえ自分の部屋といえど、居宅内部を撮影して公開する場合、大家さんや管理会社の許可を得るほうが良いといえます」と佐藤先生。

居宅の賃貸借契約書で、「居宅内部の撮影をするためには管理会社の許可が必要である」などとある場合には、管理会社の許可を得る必要があるという。

こうした契約条項がなかった場合でも、「居宅の利用には限界があると考えるのが通常で、Web会議などでの打ち合わせの際に部屋の背景が映る場合はともかく、『部屋内部の様子を撮影し、ウェブサイトに掲載する』という居宅の利用形態は当然に許されてはいない」と考えられるそうだ。

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■撮影をする上での注意点も