1店舗しかない“亜種”ドトール閉店へ 本家と異なるコーヒーの味に驚嘆

もうすぐ閉店の「ドトールコーヒーハウス」へ行ってみて感じたこと。

ドトール

日本に1,000店舗以上ある「ドトールコーヒーショップ」。仕事や勉強、待ち合わせなどで、誰もが一度は利用したことはあるだろう。

じつは、日本に1店舗しかないドトールが存在するのを知っているだろうか。その名も「ドトールコーヒーハウス 立川南口店」。2つの店舗の違いを体験するため、同店へ行ってみることに。


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■まるで純喫茶のようなドトール

ドトール

東京・立川駅南口から徒歩2、3分の場所にある「ドトールコーヒーハウス 立川南口店」。黄色いドトールの看板と違い、純喫茶を思わせるような落ち着いた雰囲気。こちらは、別会社がフランチャイズで経営している店だが、ドトール公式サイトにも店舗が紹介されているれっきとしたグループ店だ。

ドトール

看板だけでなく、メニューも大きく異なる。ドトールコーヒーショップでは、取り扱いのない「ビーフカレー」(税込673円)、「ハヤシライス」(税込693円)などのメニューを展開していた。

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■12月30日に閉店

ドトール

店舗へ入ろうとしたその時、まさかの告知が掲出されていた…。12月30日(木)17時をもって、閉店するというのだ。到着後すぐに起きた怒涛の展開に言葉も出ないが、その味を記憶に刻むしかないだろう。

ドトール

店内はどこか懐かしく、ほっと一息つけるような空間。店内には常連と思われるお客が、「最後だから挨拶しに来たよ」と言って、店員さんとの会話に花を咲かせる。

その時のどこか悲しげな表情が印象的であった。皆から愛されてきた店だということがすぐに分かる。

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