17歳長男の病死でうつ状態になった両親 失意の果てに次男らを連れ後追い自殺

大事にしていた10代の息子に先立たれ、ひどいショックを受けた両親。思いつめたふたりが理性を失い、死を決意した。

絶望する夫婦
(AntonioGuillem/istock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

多くの親にとって、何よりつらく耐え難い我が子の死。それを経験し苦悩していたある夫婦が、息子たちを道連れにして自殺したことを、『Times Now』などが報じた。


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■息子の死に衝撃

インドのタミル・ナードゥ州セーラムで暮らしていたある夫婦には、3人の息子がいた。

うち長男は、17歳という若さでがん罹患が判明。病院で治療を受けたが良くはならず、今から約3ヶ月前に息を引き取った。これに家族全員がひどいショックを受けたが、とりわけ両親の悲しみは深く、気持ちは暗くなる一方だった。

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■死を決意した家族

もう生きていくのはイヤだ。うつ状態に陥りそう思うようになった両親は、自殺を決意。次男、そして三男を連れて長男の後を追うべく、家族そろって農薬を飲んだ。

その後しばらくすると、隣人らは一家が家から誰も出てこないことに気づき、「大丈夫なのだろうか」と心配になった。そこで様子を見に行ったが、ドアを叩いても返事がなかったため、窓から家の中を覗き込んだという。

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■隣人が通報