60代強姦容疑者の保釈に怯えた11歳女児が自殺 守れなかった母の悲しみは大きく

最低な行動を続けていた男が逮捕され安堵していた女の子が、保釈されたことを知り、生きる気力を失った。

怯える少女
(vadimguzhva/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

幼い女の子に何年もの間、性的虐待を加えていたとされる男が、身柄を確保されたものの保釈された。これを知った女の子は不安を募らせ、ある行動に出てしまった。


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■被害女児の不安と恐怖

オーストラリア・西オーストラリア州で暮らしていたある女の子(11)には、あまりにも重い過去があった。

それは2014年から何年ものあいだ、60代の男から性的虐待を受けていたこと。それが明らかになり男は身柄を確保されたが、しばらくすると保釈が決まり署をあとに。これを知った女の子は気持ちが不安定になり、ついには取り返しのつかない行動に走ってしまった。

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■自殺した女児

男の存在が怖い。もう死んでしまいたい。そう考えた女の子は自分の体に傷をつけ、自殺を試みた。重傷を負った女の子はほどなくして発見されヘリで病院に搬送されたが、回復することはなく病院で息を引き取った。

西オーストラリア州政府は男の保釈について「誤った判断だった」との見解を発表し、「全ての関係者に対し申し訳なく思う」とも付け加えた。女の子の葬儀は先日執り行われ、数百名が集い最後のお別れをしたと伝えられている。

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■遺族の怒りと悲しみ