ツイッターの仕様が突如変更 フォローが親切すぎる企業アカウントが話題に

突如仕様が変更となり、多くのユーザーを戸惑わせているツイッター。そのルール変更を上手に活用している企業もあるようで…。

2020/10/21 18:20

パソコン
(taa22/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

21日、ツイッターの「リツイート」に関する仕様が一部変更。多くのユーザーから戸惑いの声が上がる一方で、この状況をチャンスと捉えた企業も少なくないようだ。


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■これからのリツイート

リツイートはツイッターを代表する機能の1つで、「リツイート」をタップするだけで、文字通り情報を「拡散」することができる。

通常のリツイートに加え、元記事にユーザーの文章を添えてリツイートする「引用リツイート」(引用RT)と呼ばれる手法があるのだが、21日からはPCより通常のリツイートを実施する際も、引用RTの操作画面を経由しなければリツイートができない仕様に。

通常であればユーザー自身の文章を入力する箇所に、何のワードも入力せず「リツイート」を選択すれば良いだけなのだが、従来の動作に慣れたユーザーはかなり億劫に感じている模様。

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■親切なアカウントが出現

リツイートのルールが変わったということもあり、「手順を誤ってしまたらどうしよう…」と不安に感じ、本日よりリツイートを自粛しているユーザーも少なからずいるのではないだろうか。

と、この仕様変更に目をつけたのが企業アカウントたち。例えば玩具メーカーの「タカラトミー」公式アカウントは、引用RTの仕様が変わったことを綴りつつ、「他のかたのツイートだとやりづらいと思うので、このツイートで、通常のRTができないか気軽に試してみてもいいですよ」と親切心あふれる提案を投稿していた。


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■感謝とツッコミの声

本文のみ見ると完全に美談なのだが、同ツイートに添付された写真を見ると、そこには同社の男児向け玩具「キャップ革命 ボトルマン」の姿が。

「ボトルマンは10月24日発売」という説明書きも添えられており、「ユーザーのRT練習」と「自社製品のアピール」を両立させた高度なマーケティング手法であることがうかがえる。

これを受け、ユーザーからは「無事にリツイートできました! ありがとうございます」「しまった! これはボトルマンを宣伝させるためのツイッター仕様変更だったんだ!」など反響の声が相次いでいた。

他にはカルビーやドン・キホーテなども、引用RTの練習を促すツイートを投稿している。

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(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ

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