路上で産気づいた妊婦を救った女子高校生 お産介助の経験生かし称賛の声

たまたま近くにいた女性のお産が始まり、咄嗟に介助を決意した少女。かつて介助法を学んだ経験が、おおいに生かされたという。

妊婦・妊娠・陣痛

いきなり目の前で妊婦さんが苦しみ始めたとしたら…。先日、まさに突然の分娩が始まり悶絶する妊婦さんを、ある高校生が発見。見事にお産介助を担ったと報じられた。


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■突然の分娩開始

学校からの帰り道で騒ぎが起きていることに気づいた、タイ・ターク県で暮らす女子高校生。人が集まっている場所に向かい様子を確認したところ、そこには産気づき陣痛に苦しむ女性が倒れていた。

通りで突然お産が始まり急速に進んだとみられているが、その場に医師はおらず、妊婦さんはまさにお手上げ状態に。集まった人たちのほとんどが同情し心配したが、立ち尽くすだけで何もできずにいたという。

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■称賛の声

赤ちゃんは今にも生まれそうな状態で、救急車を呼ぶ時間もない。そこで、この高校生は「私がお産を介助しよう」と決心。まずは近くにあった救助車に駆け込み、介助に利用できそうなものを回収したという。

それらを持って妊婦さんに駆け寄った女子高生は、「手を貸そう」と歩み寄った数名の大人と一緒に介助を開始。ほどなくして元気な男の赤ちゃんが産声をあげ、女性と共に無事に病院に運ばれた。

この高校生には、幸運なことに病院でお産介助を学んだ経験があった。「今回の介助にはその際に得た知識が存分に役立ちました」と明かしており、世間からは「素晴らしい生徒だ」という声が噴出している。

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■過去にも学生がお手柄