天才F1ドライバーのルイス・ハミルトンは愛犬も完全菜食主義 1頭が急死し疑問の声も

6~7歳の犬は、動物性たんぱく質の摂取が基本と考える愛犬家がほとんど。しかし、天才F1ドライバーの彼は違った…。

2020/07/18 13:00

ヴィーガンの犬     
(rneumi/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

2008年に史上最年少でワールドチャンピオンの座に輝き、現在もF1ドライバーのランキング1位につけている天才ドライバーのルイス・ハミルトン(35)。F1第2戦シュタイアーマルクGPでも圧倒的な強さで勝利を飾ったが、私生活に関してちょっと物議を醸していることがわかった。


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■独身貴族で無類の愛犬家

ブルドッグの愛犬、ココ(Coco)とロスコー(Roscoe)の2頭を「親友」と呼び、その様子をたびたびSNSで発信してきたルイス・ハミルトン。実家の両親が無類の愛犬家で、多頭飼いの犬たちと共に育ったそうだ。

2013年に迎えたロスコーは特にお気に入りで、パスポートを取得すると世界各地に帯同。パドックにも入れるため、関係者に批判されたこともある。

またハミルトンは大変なモテ男で、多数のハリウッド美女と浮き名を流すも、結婚願望がほとんどみられない。毎晩のように愛犬を抱いて寝るという事実に、「彼が真に愛し、信頼しているのは犬」といった声も聞かれるほどだ。

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■愛犬もヴィーガン生活

ハミルトンは、じつは数年前から食生活を変えていた。まず赤身の肉を絶ち、続いて鶏肉もやめ、動物性たんぱく質は魚介類からのみ摂取しているという。

そんな中、愛犬との暮らしぶりに特化し、18万人のフォロワーを獲得していたインスタグラムのページで、彼は「僕の愛犬も今ではヴィーガン。完全菜食主義で育てている」と告白した。

一方、ココが先月わずか6歳で心臓発作により急死していたことも判明。

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愛犬家の間で「その食生活との関連性はないのか」と波紋を広げている。

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■「良いことづくめ」と喜ぶも…

インスタグラムで「ロスコーはヴィーガン生活で脚の関節炎の腫れが引いた。毛ヅヤがアップし、呼吸もラクになった」と喜んでみせたハミルトン。美しい姿に、いずれは犬のモデルにさせたいという願望があるそうだ。

しかし英国獣医師会のダニエラ・ドス・サントス会長は、メディアの取材に「犬は基本的に肉食動物。一定量のアミノ酸摂取が必要だ」と説明。

ペット動物福祉法により、飼い主には適切な食事を与える義務があるため、自身の食習慣の方針をペットに強要するべきではないと批判している。


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■欧米では2割の犬が…

この件に関し、カナダ・オンタリオ獣医医科大学のサラ・ドッド博士が「欧米では現在20%の犬が完全菜食で育てられている。しかし、さまざまなリスクがある」と解説した。

煮沸消毒で有害な細菌を死滅させていない市販の果物や生野菜などを与え、これまで存在しなかった微生物が体内に棲みつくようになると、最終的にペット界に薬剤耐性菌を拡散させる原因になる。

人間においても薬剤耐性菌の感染症で死亡する人の数が近年増加しているが、それはペットも同様だという。飼い主は犬に菜食を強いる上でそのあたりを正しく理解し、不足する栄養素をサプリメントで補うなど、気を付けるべきことがたくさんあるそうだ。

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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ

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