石原軍団解散、なぜか世間の注目は… 「誰が炊き出しをするんだ」

石原軍団が解散のニュースにネットでは、「炊き出し」の声が続出?

舘ひろし

15日、故・石原裕次郎さんが1963年に設立した芸能事務所「石原プロモーション」が、来年1月をめどに業務を縮小する意向であることが分かった。


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■石原軍団解散

これにより、所属する9人の俳優のマネジメント業務が終了するため、石原軍団は解散ということになる。所属の俳優、渡哲也、舘ひろし、神田正輝は来年にも独立する意向で、徳重聡、金児憲史らは他事務所への移籍をすることになるようだ。

石原軍団と呼ばれるようになったのは、石原プロモーションが制作したドラマ『大都会』(日本テレビ系・1976~79年)シリーズから始まる。渡哲也演じる刑事、黒岩頼介の黒岩軍団がきっかけで、そこから世間一般的に、石原プロモーション=軍団のイメージが付いた。

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■炊き出しについての声が…

このニュースに対してネットでは、「炊き出しありがとう」「石原軍団といえば、炊き出しと爆破だよな」「解散したら誰が炊き出しをするんだ」など、「石原軍団の炊き出し」に関するコメントが続出していた。

じつは、石原プロモーションは炊事用具を所有していたので、イベントなどで炊き出しをすることが多く、「石原軍団の炊き出し」は世間に浸透するようになった。


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■熊本地震のときも

2016年の熊本地震のときには舘や神田らが立ち上がり、被災した益城町でカレーや豚汁など、約1万2000食を配布するなど、被災者に寄り添ったエピソードもあるのだ。

しかし、2017年に北海道・小樽市にある石原裕次郎記念館を閉館したことで、その倉庫に保管していた炊事用具も処分した。さまざまな問題が重なり、名物の炊き出しをするのは厳しい状況となっていたのかもしれない。

それでも、「炊き出しありがとう」という声が多くあがっているように、石原軍団と炊き出しは人々の心に強く残っていくのではないか。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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