12歳女児が電池を誤飲し死亡 防げなかった死に哀悼と警戒促す声

ボタン電池を口に入れうっかり飲み込んでしまったばかりに、まだ12歳の女の子が命を落としてしまった。

苦しむ少女
(Viktoriia Hnatiuk/Getty Images Plus/写真はイメージです)

うっかり飲み込んでしまったボタン電池が食道にひっかかり、苦しみだした女の子。病院で検査を受けたものの体内のどこにあるかは判明せず、その後に亡くなってしまった。


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■電池を飲み込んだ少女

5月5日に12歳の誕生日を楽しく祝ったばかりだったロシア人少女のヴァレリア・マカロワちゃんが、あるとき腕時計の電池を交換しようとボタン電池(リチウム電池)を取り出した。

このときヴァレリアちゃんは、小さい電池を何気なく口の中に。そのまま誤って飲み込んでしまい、両親を慌てさせた。

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■食道にひっかかった電池

両親はすぐにヴァレリアちゃんを病院に連れて行ったが、医師は「大丈夫、そのうち排泄物と一緒に出ますから」と話し帰宅を許した。

だがその後にヴァレリアちゃんは苦しみ始め、咳をするたびに口から血を吐き出すように。そこで今度はレントゲン検査を受けたが、ボタン電池は食道に引っかかった状態で検査がしづらく、医師団は正確な場所を特定できなかった。

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■少女の死