15歳の兄が咄嗟の判断でお手柄 幼い弟を心肺蘇生法で救う

突然倒れ、動かなくなった小さな弟。焦った兄は、以前に習い覚えていた心肺蘇生を試みようと決意した。

兄弟
(jarenwicklund/istock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

知らぬ間に新型コロナウイルスに感染していたとみられる男の子が、いきなり体調を崩し倒れてしまった。その子の人生最大のピンチを救ったのは、蘇生法を知っている頼りになる兄だった。


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■男の子が心停止に

米国・ニューヨークで暮らす8歳の男の子が、4月に入るなり微熱が続いた。

その後しばらくして、やっと熱が下がったことから家族は安堵。しかし、今度は胃の不調を訴えはじめ、3日後にはいきなり心停止状態になり倒れてしまったという。

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■「助ける」と決意した兄

すぐに救急車が呼ばれたが、弟の容体を見た15歳の兄は「このまま放置するわけにはいかない」「危険すぎる」と判断。

たまたまボーイスカウトで教わった心肺蘇生法をよく覚えていたことから、「救急車が来るまでは僕が弟の命を守ろう」と決意し、すぐに蘇生法を施したという。

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■新型コロナ検査の結果