母親に誘拐された美少女 6年後に保護されるも洗脳は解けず

母親に誘拐された少女が、ようやく発見・保護された。しかし少女は、今も心を閉ざしたままだ。

手をつなぐ母と娘
(Nadezhda1906/istock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

両親の親権争いに続き、突然姿を消した少女。6年を経てホテルで発見された少女は生きていたものの痩せ細っており、精神的にも不安定な状態だった。


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■少女の失踪

米国・テキサス州で暮らす元モデルのヘザー・インクス容疑者(37)は、ケヴィン・インクスさん(49)と恋に落ち結婚。自分とよく似た美しい娘ペネロペさんを出産した。

だが結婚生活は破綻し、ペネロペさんが11歳になる頃には親権を巡り激しいバトル状態に突入。法廷で争った結果ケヴィンさんが単独親権を獲得したが、それに激しく憤ったヘザー容疑者は、ペネロペさんを連れて失踪した。

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■必死の捜索と発見

「娘が行方不明になった」というケヴィンさんの通報に続き、FBIも捜索に参加。懸命に捜査にあたったが、ふたりを見つけることができないまま6年が経過した。

そんな中、今年4月3日にヘザー容疑者自らが滞在していたホテルから通報。「元夫が私に毒を盛ろうとした」と言い張る容疑者のもとに警官隊が向かい、同室にいたペネロペさんを発見し保護した。

警察はその場でヘザー容疑者を逮捕し、FBIは公式ツイッターに一報を投稿している。

また、のちの調べで、容疑者の「毒を盛られそうになった」という主張には根拠がないことも明らかになった。

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■洗脳されていた少女