ワニに襲われた3歳の息子を見事救った母親 先祖が教えていたワニの弱点とは

サメに、クマに、そしてワニに襲われたら撃退方法はあるのだろうか。秘策があるならぜひ知りたいものだ。

2020/04/22 11:30

ワニ
(MariusLtu/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

母親の近くで大きな悲鳴をあげた3歳の息子。突然ワニが姿を現し、大きな口でその子の頭部に噛みついていた。無我夢中でワニに飛びついた母親は、先祖や長老から教わった「あること」を思い出したという。


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■大きなアゴに幼児の頭部が

ジンバブエの南東部を流れるルンデ川のほとりで、釣りをしていたモーリーナ・ムシシニャナさんという30歳の女性。連れてきた2人の子供はその近くで遊んでいたが、ある時1人が大きなワニに襲われた。

大きな悲鳴が上がったためモーリーナさんが駆けつけてみると、一頭のワニが3歳の息子ギデオンくんの顔に噛みつき、地面でその体を振り回していた。

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■ワニにもあった弱点

モーリーナさんは無我夢中でワニの体に飛びついたが、そこでふと「あること」を思い出し、ワニの左右の鼻の孔に指を思い切り突っ込んだという。

これによりワニのパワーはみるみる失われ、顎の力も抜けたところでギデオンくんの体を引き離すことに成功した。その瞬間にモーリーナさんは手を噛まれたが、治療を受け大事には至っていない。

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■攻撃態勢にあるワニは…

マスビンゴ州チレジのチホシという村の出身であるモーリーナさんは、メディアの取材に「ワニに襲われたら鼻の孔をふさいで窒息させる。そう村の長老や先祖から教わったのです」と答えている。

爬虫類は主に口から呼吸するが、水中で獲物と格闘して口を閉じたりすることから、攻撃態勢にある時は鼻孔を使って呼吸をしている、そう教えられたそうだ。


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■大きなナイルワニが生息

ルンデ川には「ナイルワニ」が群れで生息しており、体長はメスで3メートル前後、オスでは4メートル前後にもなる。また年間200人以上がその攻撃に遭っているそうだ。

顔面から大量の血を流し、呼吸の苦しさを訴えながらゴナレジョウ国立公園に近い病院に運ばれたギデオンくんだが、適切な治療を受けたことで順調に回復しているという。

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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ

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