TBSドラマ『テセウスの船』が熱い 主人公が早くも正体をバラした理由とは

竹内涼真、鈴木亮平、榮倉奈々、ユースケ・サンタマリアらが出演するドラマ『テセウスの船』が面白い。

テセウスの船
(画像はTBS『テセウスの船』公式サイトのスクリーンショット)

これまでも多くの大ヒットドラマを送り出してきた、TBS日曜劇場。今クールのドラマ『テセウスの船』も注目を集めている。


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■タイムリープで父を救う

竹内涼真が演じる主人公・田村心は平成元年にタイムスリップする。それは、主人公の父である佐野文吾(演:鈴木亮平)が「音臼小無差別大量殺人事件」の容疑で逮捕された年だった。

事件が起きる前にタイムスリップした主人公は、事件を防ぐことに奮闘。まもなくして主人公の父・文吾は、事件の犯人ではない冤罪被害者で、家族と村を守る立派な父であることを知る。主人公・心と父・文吾は、ともに協力して真犯人を追うというストーリーだ。

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■ミステリードラマの流行

最近はミステリードラマが流行している。昨今のミステリーの象徴的ドラマといえば、日本テレビ『あなたの番です』。通称「あな番」は、「毎回誰かが死ぬ」ドラマとして、特に放送終了5〜10分前に衝撃的な展開が訪れ、視聴者を惹きつけてきた。

企画・原案の秋元康も、NHK『新春TV放談』で、放送終了間際の衝撃的な展開にこだわっていたことを明らかにした。『テセウスの船』でも、これまで毎回、主に容疑者と疑われた登場人物が殺されており、激しい展開とともに視聴者を惹きつけている。

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■エンタメによる時間争奪戦は激化