張本勲氏、室伏広治氏のトレーニングを全否定し物議　「なんの意味もない」

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■視聴者から批判

室伏広治氏考案のトレーニングを「なんの意味もない」と切った張本氏だが、視聴者は「良いと思ってやっているのだからとやかく言うな」「物を飛ばすための筋力の作り方を習っているんだと思う。金メダリストに張本氏が意見できるのか」など、厳しい反応。

また吉田選手は4年連続で室伏氏の指導を受け、昨年は打率3割2分2厘、29本塁打と好成績を残しているだけに、「結果が効果を証明している」「少なくとも吉田にはこの練習があっている」と、反論が相次ぐことになった。

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■「視野を広げてほしい」との声も

張本勲氏は「野球選手は余計な筋肉をつけてはいけない」という持論を持っており、今回もそれを繰り返した形。しかし現在は野球界でも筋力トレーニングが取り入れられており、その効果を口にする選手は多い。

彼の持論も間違いとは言えないが、筋力トレーニングにも一定の効果もあることを考えると、視野が狭いと言わざるを得ないだろう。

ちなみにしらべぇ編集部が、全国10～60代の張本勲氏を知っている男女1,110名を対象に実施した調査では4割が「視野を広げてほしい」と回答している。

自身の考えを貫く姿勢が張本氏の魅力との声もあるが、様々な理論に基づいて考案したであろう室伏広治氏のトレーニングをVTRだけで「意味がない」と切ってしまう様子を、残念に思った人は多かった。