サンド・富澤、『M−1』審査員を務め回顧 「恐ろしい大会だった」

サンドウィッチマンの富澤たけしがM-1グランプリ2019の審査員を務めたことを明かした。

サンドウィッチマン・富澤

お笑いコンビ・サンドウィッチマンの富澤たけしが24日にブログを更新。22日に行われた、『M-1グランプリ2019』の審査員を務めたときの心境を振り返った。


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■レベルの高さを実感

「年々漫才のレベルが上ってきています」と台頭してくる芸人の実力を実感したという。平成の時代からツッコミが進化し続け、「ついに令和ではぺこぱがつっこまない、『受け入れ』というところにまで昇華させました」と、お笑いコンビ・ぺこぱのコントを評価。

続けて、「かまいたちは訂正であるツッコミに負けない開き直りのボケでツッコミを不安にさせ、和牛は前後の奥行きも上手く使い、途中からツッコミもおかしくなる」とも。「違いを出すための試行錯誤が新しい漫才を生み出していく」と表現した。

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■ミルクボーイを大絶賛

優勝したミルクボーイについては、「松本さんが『行ったり来たり漫才』と呼んだ、ツッコミが提案したり否定したりする形の漫才」と大絶賛。「本当に決勝3組にほとんど差はなく、どこが優勝してもおかしくなかった」「見ていて恐ろしくなる大会」と、成長している新興勢に驚愕。

「これから決勝の舞台に上がるには益々オリジナリティが必要になってくるので参加者は大変だと思いますが、あの景色を見られるように切磋琢磨してほしいし、自分達もがんばらなければいけません」と、今後は決勝に進出するハードルの高さを警告。


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■審査に悩まされることも

審査を行うにあたり、「決勝メンバーを見る度に、風呂に入っている時、寝る前、ふとした瞬間に『本当にあれで良かったのか?』と考えます」と悩まされることもあるという。

「すごい大会でした! ミルクボーイおめでとう!」と締めくくった。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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