「妻を置いて自分だけ逃げました」 殺人犯をふりきり走った夫の後悔

「一生後悔しながら生きていかねばなりません」と、遺された夫は後悔をにじませた。

クロスボウ
(andras_csontos/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

明らかに殺意を抱き凶器を手にした不審者が家に現れ、自分と家族に突進してきたとしたら…。ある男性は突然のことに驚いてその場から逃げ出し、取り残された妻だけがクロスボウで撃ち抜かれ串刺し状態になった。6人目の子を妊娠中だった女性、そしてお腹の赤ちゃんの運命は…。


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■武器を持ち家に侵入した男

昨年11月のこと、ある男が元妻が暮らす英国ロンドン邸の敷地に侵入した。

クロスボウを持った男は庭にある小屋の中でしばらくは隠れていたが、その後に元妻が新たな夫と暮らす自宅に侵入。鉢合わせた夫の首を撃ち抜こうと試みたが、その瞬間に夫は慌てて逃げ出し家の外へ走り出た。

妊娠中の妻には「ついてこい!」と声をあげたというが、その瞬間に妻はクロスボウで撃たれ倒れてしまったという。

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■串刺しになった妊婦

この時、矢は妻の体に突き刺さり貫通。胎児から数ミリしか離れていない部分を通り複数の臓器を貫いた矢は、皮膚を破り体外に突き出していたという。

その後に病院に運び込まれたが手遅れで、緊急帝王切開で取り出された赤ちゃんだけが奇跡的に無事だった。妊娠し幸せに暮らす元妻、そしてその家族に対し、犯人はただならぬ憎悪を募らせていたようだ。

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■「事故だった」と主張した男