窓用エアコンがいきなり落下 直撃で大怪我を負った幼児が死亡

家族は大きなショックを受け、「大事な娘を喪い悲しみに暮れています」と発表している。

ベビーカー
(Cicy/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

いきなり頭上からエアコンが降ってきたとしたら。そしてそれが自分の子供を直撃したとしたら。そんな恐ろしい事故がこのほど発生し、幼い子が家族の目の前で大怪我を負い亡くなるという最悪の結果になってしまった。


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■エアコンが幼児に直撃

カナダのトロントで暮らすある女性が、2歳半の娘をバギーに乗せて外出した。その時いきなり近くの建物8階から窓用エアコンが猛スピードで落下。バギーを直撃し、女児は大怪我を負った。

バギーを押していた母親は奇跡的に無傷だったといい、すぐさま駆けつけた救急隊員らと共に娘を病院に搬送。しかし女児の怪我はあまりにもひどく、病院で死亡を宣告された。

この建物を管理している団体はすみやかに声明を発表し、「この度は心よりお悔やみ申し上げます」と弔意を示している。

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■当局の判断

この件につき調査にあたった警察は、事件性はないとの見方を発表。

トロント市長も女児の死に言及し「悲劇です」「ご家族の心の傷はどんなに深いことでしょう」とコメントし、「警察と建物を管理している団体に協力させ、徹底的に調べさせる」との意向を明かしている。

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■家族の嘆き