ダンス教室でのスパルタ開脚訓練 女児の下半身が麻痺する結果に
嘆き悲しむ女児と家族に寄り添っていた教室側だが、その対応はしだいに冷たくなったという。
■脊髄損傷という診断
すぐに病院に運ばれた女児を診察した医師団は、「脊髄を損傷しています」と家族に伝えた。また回復する可能性は低いらしく、「以前のように歩けるようになる可能性は30パーセント程度だと宣告されました」と家族が現地メディアに明かしている。
女児がダンスの練習を始めて2年。大好きだった踊りをあきらめ入院生活を送る女児はカメラの前で涙を流し、家族に脚をマッサージしてもらう様子も放映された。
■教室側の対応に批判の声
突然の出来事に教室側も驚き、最初は治療費も負担し見舞いにもたびたび訪れていたという。しかし最近では見舞いにも行かず、女児の家族が電話をかけても応答を拒否。
「あまりにも冷たい」と批判されている教室側は、「善意で治療費を払ってあげただけ」「あのような状態になったのは、女児の体になにか問題があったからに違いありません」と報道陣に語っている。
責任を回避しようと必死になっているとみられる教室側だが、女児が無理なストレッチの後に歩けなくなった事実はどう説明するのか。
・合わせて読みたい→2歳女児が自宅で感電し指を失う大ケガ 家にいた母親が悲痛の弁
(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)