ダンス教室でのスパルタ開脚訓練 女児の下半身が麻痺する結果に

嘆き悲しむ女児と家族に寄り添っていた教室側だが、その対応はしだいに冷たくなったという。

女児
(manop1984/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

「体を柔らかくしてあげたい」という思いが強すぎたのか、それとも短時間でレッスンの効果が出ることを証明したかったのか。インストラクターの真意は不明だが、あまりにも無理があるストレッチを強いた結果、ある女児の下半身が麻痺してしまった。


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■ダンス教室での出来事

ある日のこと、中国河南省にあるダンススタジオにて6歳の女児がレッスンを受けていた。

その最中にフロアに横たわって片脚を上げる練習をしていた女児だが、その指導にあたったインストラクターは「柔軟性が足りない」と思ったようで、女児の足首をつかむなり小さな体にのしかかるようにして開脚を強いた。

これにより女児の脚は顔の近くまで上がったが、インストラクターはさらに力をこめ再度プッシュ。突然の出来事に表情をこわばらせる女児の様子も含め、教室に設置されていた監視カメラがすべてをとらえていた。

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■立てなくなった女児

その直後、女児はふらふらと立ち上がるも普通に歩行することは極めて困難な状態に。そこで再びフロアに座ってのレッスンが始まるも脚は思うように動かず、女児は立ち上がることさえできなくなった。

慌ててかけよったインストラクター二名が脇を抱え立ち上がれるよう補助するも、女児の腰から下はすでに完全に麻痺した状態になっていた。

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■脊髄損傷という診断