12年間しゃっくりが止まらない31歳女性 「死ぬまで付き合っていく」

「あまりにも続くと健康によくない」という説もあるしゃっくり。実際はどうなのだろうか。

2019/10/26 15:20

悩み
(AH86/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

「止まらないしゃっくり」が毎日のように出現するとしたら、どれほど不快なことか。その現象に12年も悩み続けてきた女性がイギリスにいた。


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■妊娠中に発症

英国リンカンシャー州に暮らし、ネイルサロンを経営しているリサ・グレイブスさんは31歳。12年前、妊娠中のある時から連日のしゃっくり(横隔膜のけいれん)と闘ってきたそうだ。

「毎日100回以上も出るしゃっくりが12年間も続いています。医師もお手上げで、止める方法も見つかっていません」とリサさんは英大手メディアの取材に話している。

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■大病院で検査を受けるも…

「犬や鶏の鳴き声みたいだ」「一緒にいてもその音のせいでリラックスできない」などと言われて傷つき、自分のしゃっくりに耐えられなくなったリサさん。彼女は過去に、大きな病院で横隔膜周辺と脳神経内科の領域についてすべての検査を受けたことがあった。

結論として医師はリサさんに、「妊娠中に脳卒中を思わせる何かが起きていた可能性があり、それがしゃっくりを引き起こしたのかもしれない。しかし治療法はない」と告げたという。

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■民間療法すべて効き目なし

しゃっくりは冷たい飲食物やストレスなどが引き金になるともいわれているが、リサさんの場合はそういうものがまったく影響していないこともわかってきた。

そのため彼女は緊張感をほぐすような投薬での治療は受けず、しゃっくりの止め方について民間療法的なアイデアを探ることに。しかし、何を試しても効かないそうだ。


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■68年間の最長記録も

救いは35歳の夫、7歳と11歳の娘たち、そしてネイルサロンの従業員たちがリサさんのしゃっくりに慣れ、寛容に付き合ってくれていること。そして、ほかの健康状態に問題がないことだ。

「死ぬまで仲良く付き合っていこう、くよくよと悩むまいと思っています」と話すリサさん。サロンのお客さんや初めて会う人たちには先に事情を説明し、丁寧に詫びておくそうだ。

ちなみに英国消化器病学会 (British Society of Gastroenterology)によれば、しゃっくりが連続する最長記録は68年間だという。

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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ

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