ジャニーさんお別れ会祭壇に元KAT−TUN田口の似顔絵  「タッキー、気を使いすぎ」の声も

4日、東京ドームで「ジャニー喜多川お別れ会」が行われ、9万人を超えるファンが集まった。

ジャニー喜多川お別れの会

ジャニヲタ歴30年ライター、ナンシー関ヶ原です。昨日は、長時間並んで「ジャニー喜多川お別れ会」に参列してきました。


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◼️ジャニーさんの私服が驚くほど小さい

一般の参列者は約9万人にのぼったというお別れ会。筆者も夕方5時ごろに東京ドームにつきましたが、すでに長蛇の列。ドームから遠く離れた少年野球場まで列は伸びていました。

2時間並んでやっとドームの中へ。ジャケットと野球帽ジャニーさんの写真が大きく飾られ、隣に写真と同じらしきジャケット、野球帽が祭壇に飾られていました。中1男子くらいの服のサイズにびっくり。

これを見たジャニヲタ(40代・会社員・女性)は…「ジャニーさん、小さい体でがんばってきたのね。」としみじみ。

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■ジャニー流の空気づくり

ちなみに筆者は、博物館で豊臣秀吉が着ていた陣羽織を見たことがあります。その陣羽織がめちゃくちゃ小さかったことを思い出しました。日本を統一した権力者、秀吉がこんなに小柄なのかと。ジャニーさんも秀吉のように小さな体だったんですね。

お別れ会の囲み取材で、嵐の大野くんは「ジャニーさんに敬語を使うと『仲間はずれだ』と言われました。友達のように接してくれて何でも言いやすい空気を作ってくれましたね。自分が大人になって気づきました。」とコメント。

体の大きなおじさんが上から目線で説教するのではなく、中学生くらいの背丈のジャニーさんが10代の男の子にタメ口で話す、というスタイル。このスタイルで若い男の子と社長の間に親密な空気ができ、タレントのやる気があがって成功したのかもしれません。

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◼️祭壇に辞めたタレントの似顔絵

ジャニー喜多川お別れの会

祭壇の後ろには、大きなモニター。じつは前日まで東京ドームで関ジャニ∞がコンサートをしていました。そのモニターを1日延長してレンタルしていたようです。

巨大モニターは3分割され、左側には各グループのコンサート映像。真ん中はジャニーさんがプロデュースしたグループ名や個人名が文字で投影。そして右側には、鉛筆で描いたようなタレントたちの似顔絵が投影されていました。

よく見ると、SMAPなど辞めたグループの似顔絵が。関ジャニ∞は、真ん中に辞めた渋谷すばるの絵があるじゃないですか。さらにKAT-TUNを見ると、警察沙汰になった田口淳之介の絵も。

動揺して目をそらし、再びモニターの左側をみると『男闘呼組』のコンサート映像。よく見ると絶妙に映像が編集されてました。タレントの顔がアップになる部分は岡本健一のみ。他に辞めたメンバー高橋和也、成田昭次、前田耕陽のアップ映像は一切ありませんでした。

本人映像の場合、肖像権が発生して契約するのが面倒。しかし似顔絵なら事務所を辞めたタレントも載せられる。お別れ会の演出をしたタッキーが気をつかって似顔絵で彼らを載せたのでしょうか。


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■滝沢秀明氏の気遣いか?

似顔絵について参列したジャニヲタ(30代・自営業・女性)は…

「KAT-TUNの似顔絵、田口くんはあったけど田中聖くんはなかった。自分から事務所を辞めた人は警察沙汰になろうがなるまいが載せる、事務所からクビになった人は一切載せないってルールなのかな。細かすぎる仁義、タッキーぽくてなんだか泣ける」


タッキーの気遣いが炸裂したお別れ会。今後のタッキーの活躍も楽しみです。

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(取材・文/しらべぇ編集部・ナンシー関ヶ原

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