祖父母を訪問中の悲劇 猛烈な暑さで眠ってしまった幼児が死亡

気温がぐんぐん上がるなか、脱水症状の恐ろしさを改めて思い知らされるニュースが話題になっている。

車内
(metamorworks/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

気温がぐんぐん上がるなか、3歳の少年があまりにも暑い車内で眠ってしまった。外の気温は37度。車内はそれ以上の暑さだったはずだが、少年はなぜ車から外に出てこなかったのか。


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■祖父母と一緒にいた少年

今月22日のこと、オーストリアで暮らしていた少年(3)が祖父母邸にていっしょに食事をしたという。満腹になった少年は少し眠くなったらしく、ふらふらと外へ。

そこに駐車してあった車のドアに鍵がかかっていなかったこともあり、自分でドアを開けて車内に入ってしまったようだ。


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■少年を襲った眠気

その日、オーストリアは37度というまさに猛暑。うだるような暑さのなか庭に停められていた車内の温度は、それを上回る気温にまで上昇していた可能性が極めて高い。

そんな中、食後でお腹もいっぱいだった少年は、眠気に勝てなくなってしまったもよう。「暑い」という不快感に耐えられなくなる前に、少年はぐっすり眠りこんでしまった。

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