愛犬の胃腸につまった2キロもの小石 飼い主がバーベキューで犯したミスとは…

楽しいだけじゃダメ。バーベキューのマナー、守っていますか?

2019/07/06 07:40

(AimesElement/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

バーベキューをすれば必ず出るゴミ。紙のゴミもあれば野菜クズや焦げた肉片もある。その後片付けをきちんとしてこそ、「楽しかったね」と言えるのではないだろうか。


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■犬の胃腸には小石が数珠なりに

米国オハイオ州ウェリントンの、ある獣医の元に運び込まれた1頭のゴールデンレトリバー。女の飼い主は「ひどい胃腸炎を起こし、吐しゃ物や排せつ物に小石が混じっています」と訴えたという。

すぐにレントゲン検査が行われ、獣医は画像を見て驚いた。その犬の胃には大量の硬い異物が存在し、腸にも同じものが数珠なりに詰まっていたのだ。

さっそく治療に入り、5日間かけて犬の腹部からすべての異物が取り出された。小石の重さだけでも、少なくとも5ポンド(約2.26kg)あった。

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■庭の一角の小石がごっそりと

小石は自宅の庭のものであった。「いったいなぜ」と考え込んでしまった飼い主。そして庭のある部分だけ、地面の小石がごっそりとなくなっていることに気づいた。

飼い主がそこで思い出したのは、自分たちはその前にバーベキューを行ない、プレートに残った汁をそのあたりにサッと捨てていたこと。犬は、バター焼きしたエビから出た美味しい汁がしみ込んだ小石をエサと勘違いし、きれいに食べていたのだ。 

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■「驚きと恐怖を感じた」と獣医

その犬を診察し、治療に当たった獣医は『Fox8News』の取材にこう語っている。

「レントゲンを見て、私は驚くとともに恐怖すら覚えました。すぐに摘出手術に入る必要を感じたのです」


「ただ全身症状がそう悪くないことから、治療方針を考え直しました。外科的治療ではなく、吐き気止めと高食物繊維食を与えることで、便と共に排せつされるよう促すことにしてみたのです」


「それの治療に犬はよく反応してくれたました。5日ですべての異物を出し切り、すでに健康な状態に戻っています」


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■バーベキューが苦手な人も

しらべぇ編集部では、全国20~60代の男女1,376名を対象に「バーベキュー」についての調査を実施。すべての年代において、男性と比較すると「バーベキューが嫌い」と回答する女性は多いようだ。

バーベキューが嫌いな人の割合

今年もすでに本格的なバーベキュー・シーズンに入っている。自宅の庭であってもキャンプ場であっても、やはりマナーは大切。残った物、汚れ物の処分は特にも気を付けたいものだ。

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(文/しらべぇ編集部・浅野ナオミ)浅野 ナオミ

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2016年7月22日~2016年7月25日
対象:全国20代~60代の男女1376名(有効回答数)

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