世界最大の塩湖・カスピ海が突然海に? 『初耳学』で理由が紹介された話題

カスピ海が湖から海になった理由

2019/06/24 09:20

20年間、沿岸五カ国で海か湖か議論されてきた世界最大の塩湖であるカスピ海。しかし、2018年に議論が収束し、海になった。23日に放送された『林先生も驚く初耳学!』(TBS系)では、海になった理由が紹介されて、話題になっている。


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■カスピ海が海になった理由

なぜこのタイミングで急に海になったのか理由を林先生は…

「根本的な問題としては、カスピ海の中に色々な資源があることがわかった。そうすると海と湖によって権利関係が違ってくる。その海に眠っている資源のやり取りをめぐって、カスピ海から資源を取りたい国が海だと主張した」


と、説明したが惜しくも説明が足りず初耳学に。重要なポイントは「なぜ今なのか」だという。

カスピ海にはロシア、アゼルバイジャン、イラン、トルクメニスタン、カザフスタンの五カ国は面している。湖の場合は沿岸5カ国で資源を共同管理することになるが、海になると国際法で資源は5分割されることになる。

そうなると、自国で資源の取れるイラン以外の4カ国は海にしようと主張するが配分が少なくなるイランは湖だと主張してきた。

海とするきっかけはアメリカからイランに対する経済制裁があったことと沿岸5カ国がアメリカのカスピ海への軍艦配備を警戒した結果、イランが主張を譲歩し、領海を設置したことが初耳ポイントだ。

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■「海になった」のは初耳?

ネットでは海になったことが初耳という声が目立っている。


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■海は好き?

しらべぇ編集部が全国の20~60代男女1,34名を対象に「海が好きな人」の割合について調査を実施したところ、各年代とも半数以上の人が「海が好き」と回答。

娯楽が多様化していることから、若い世代の「海離れ」が囁かれつつあるが、20代だけが男女とも60%を下回っているものの、過半数を超えている結果であり、「低い割合」とは言い難いのではないだろうか。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年7月14日~2017年7月17日
対象:全国20代~60代の男女1343名(有効回答数)

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