世界のピアノを黒くしたのは日本の湿気? 『林先生』での意外な解説が話題に

ピアノが黒い理由が紹介されて話題

ピアノ
(beer5020/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

今、世界中で使われているピアノは黒が主流だ。しかし、じつは18世紀に誕生したピアノはほとんどが木目のもので、黒いピアノはなかったという。

12日に放送されたTBS系バラエティ番組『林先生が驚く初耳学』では、黒いピアノが世界に広まったきっかけが紹介され、話題になっている。


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■広まったきっかけは日本?

日本でピアノが作られるようになったのは1900年のはじめ頃。世界では木目のものが主流だったが誕生したピアノの色は黒だった。日本は、ヨーロッパに比べて湿気が多いため木目のものだと劣化する恐れがあったという。

なぜ日本では黒だったのかについて専門家は、「湿気に強い漆を使ってピアノを塗装した」と語った。元々は湿気対策だったが黒いピアノは見た目に高級感があり、演奏者を引き立てると、世界中で黒いピアノが広まったことが初耳ポイントだ。

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■「日本発祥」は衝撃の事実

ネットでは日本から広まったという事実に驚きの声が目立っている。

https://twitter.com/mikio19980806/status/1127575506675650560


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■日本の湿度は厳しい?

ピアノが黒くなるきっかけとなった日本の湿度。

しらべぇ編集部が全国の20~60代の男女1,342名を対象に調査したところ、全体の70.3%が「暑さより湿度が高いほうが嫌だ」と回答した。

男女別で見ると男性が65.1%に対し、女性は75.4%。60代はわずかに男性の方が高いものの、ほとんどの年代で女性が上回る数値となっている。

日本の気候と、日本古来より伝承された漆塗りの文化から生まれた、湿気に強い黒いピアノ。当たり前のものの見方が、少し変わったかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年6月2日~2017年6月5日
対象:全国20代~60代の男女1342名(有効回答数)

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