正義感が強い人ほど陥りやすい? 頭に血が上ると周囲が見えなくなる人とは…

人は感情的になりやすい傾向にあるが、中には周囲が見えなくなってしまう人も。では頭に血が上った時、冷静さを失ってしまう人の特徴とは?

怒り
(deeepblue/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)

人は感情的になるほど、周囲が見えなくなりやすいもの。楽しいとき、悲しいとき、辛いとき、怒ったときなど、その場面は多岐に渡る。

中でも「怒ったとき」に冷静さを見失い、相手に暴力をふるって傷つけてしまっては大問題になりかねない。では、頭に血が上ると周りが見えなくなる人とは、どのような人なのだろうか。


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■男女ともに大差なし

しらべぇ編集部が全国10~60代の男女1,732名を対象に調査したところ、「頭に血が上ると周囲が見えなくなる」と答えた人は全体の31.5%だった。

頭に血

男女別に見ると男性が31%、女性が32%と、あまり大差ない結果に。「女性は感情的」と言われる一方で「カミナリオヤジ」といった言葉もあり、男女とも同じくらいの割合で自分は頭に血が上りやすいと思っているようだ。

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■年齢が上がるにつれて逆転

この調査結果を男女年代別に見てみると…

頭に血

10代、20代ともに若い女性が40%超えと、高い傾向にあることが分かった。一方、60代では、男性が28.6%、女性が16.9%と男性が上回る結果に。

若い世代が激昂しやすいのは男女ともだが、とくに10代・20代の女性はこうした傾向が強いことを意識しておいたほうがいいだろう。


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■正義感から感情的に?

さらに職業別で見てみると、興味深い傾向が判明した。

頭に血

意外にも、公務員が44.6%で1位。学生が37.2%で続く。警察官や教師など、使命感に燃える人が多いイメージもある公務員だが、その正義感ゆえについ感情が制御できなくなってしまう…ということもあるのだろうか。

感情的になることは、必ずしも悪いことではないが、冷静さを欠いては周囲に迷惑をかける結果にもなりかねない。自身でコントロールする方法を見つけ、落ち着いた対処ができるようになるとよいのではないだろうか。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2019年3月22日~2019年3月27日
対象:全国10代~60代の男女1732名 (有効回答数)

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